TRIUMPH X BONZAI
トライアンフは「クロームコレクション」の発売を記念し、人気のストリートアーティスト、Dave Bonzai氏とのコラボレーションを実現しました。リキッドクロームを使った超現実的なアートを得意とするBonzai氏の手により、ヒンクレーのトライアンフ・ファクトリー・ビジター・エクスペリエンス・センターに見事な作品が完成しました。
この作品はBonzai氏がトライアンフのクロームメッキ加工を抽象的に表現したもので、クロームの艶やかな輝きが見事に活かされています。はじけるようなリキッドメタルはスプレーペイントで2日かけて描かれました。トライアンフがクロームコレクションにクロームメッキを施す際と同様の正確さとクラフトマンシップが、この作品からも伝わってきます。Bonzai氏はブラック、ホワイト、グレーをメインにペイントカラーを重ねる手法で超現実的なリキッドクロームアートを完成させ、何もなかった壁面に命を吹き込みました。
Bonzai氏はロンドン在住のアーティストです。写真のようにリアルな表現にこだわり、2016年からリキッドクロームアートを手掛けるようになりました。現在のような芸術性の高い作風に達するまでに、何年もかけて技術を磨いたそうです。
壁画のデザインはBonzai氏が提案したいくつかのアイデアを基に、壁面のサイズを考慮しながら、Bonzai氏とトライアンフが話し合いを重ね、候補を絞り込みました。最終的には、大きな壁画として完成したときに、壁画全体から流れるようなエネルギーを感じられるデザインが選ばれました。
この作品は、バイクに用いられたのクロームの美しさと品質を見事に表現しています。
この壁画は、クロームエディションの中の1台と一体となるようにデザインされています。壁画の下の部分の空白はバイクを展示するためのスペースです。ここで写真を撮影すると、バイクが壁画と一体となり、その魅力がさらに引き立ちます。
リキッドクロームを使ったBonzai氏のストリートアートは、周囲の環境が作品に反映されるという特徴があります。たとえば、Bonzai氏がロンドンで絵を描くとき、その場所がバスの路線上であるなら、バスの色が反射したような赤のハイライトが作品にプラスされます。そうすると、ストリートアートがより活き活きとリアルな輝きを放ちます。広々とした空間で描く場合は、建物の窓や青空の反射が作品に取り込まれます。トライアンフとのコラボレーション作品も例外ではありません。ハイライトカラーによって、クロームが周囲の色を自然に反射しているような仕上がりが生まれます。
Triumphブランドと同様に、Bonzai にとって仕上げの詳細は重要です。なぜなら、それはすべてを本当にまとめる役割を果たすからです。
「私はアーティスト達の進歩や、彼らがどのように限界を押し広げていくかということに非常に興味を持っています。トライアンフの挑戦し続ける姿も同様に感心しながら見ています。」
「Triumph X Bonzai」の動画で壁画完成までの様子をご覧ください。
Bonzai氏は、完成した作品を目にした人々の反応を何より楽しみにしているそうです。トライアンフ・ファクトリー・ビジター・エクスペリエンス・センターでは、この貴重なストリートアートを実際に目にすることができます。