THRUXTON RS
正統派カフェレーサー THRUXTON
現在のモダンクラシックシーンを賑わせているバイクの中にはカフェレーサーを標榜するモデルが数多くありますが、正統派カフェレーサーと呼べるのはThruxtonだけでしょう。 そのThruxtonがさらなる進化を遂げ、 Thruxton RSとなって登場しました。 純然たるスタイルと乗り味、そして元祖カフェレーサーのDNAを色濃く反映したニューモデルが、新次元のパワーとパフォーマンスを発揮し、現代のロードシーンを駆け抜けます。
THRUXTON RS誕生の背景
初代Bonneville T120 Thruxtonは、モータースポーツ黎明期に大西洋を股に掛けて活躍したレーシングマシンです。1950年代後半にスラクストン500耐久レースで初優勝を遂げたことに由来してThruxtonと名付けられた後も、強力なエンジンを武器に圧倒的な強さを見せつけ、1969年のマン島TTレースでは量産モデルとして初めて平均時速100マイルを記録しました。
時を同じくして1960年代に登場したのが、カフェレーサーと呼ばれた若者たちでした。彼らはBonneville T120 Thruxtonのパフォーマンスとスタイルを好み、信号が青になると同時にスタートしてスピードを競い合い、妥協なきスリリングな走りを楽しみました。
2004年には、往年のカフェレーサーThruxtonが現代に蘇り、Triumphのラインアップに登場しました。2016年にはフルモデルチェンジを果たし、パフォーマンスとハンドリングが一層モダンに生まれ変わりました。
新型Thruxton RSではパフォーマンスとスペックがさらに引き上げられ、正統派カフェレーサーが新次元へと進化しています。 Triumphの新たなレジェンド、それが新型Thruxton RSです。
新たな歴史を刻むTHRUXTON RS
Thruxtonの正統派スタイル、スポーティな乗り味、元祖カフェレーサーを思わせる雰囲気、そしてTriumphモダンクラシックモデルが誇るパフォーマンスと機能性はライダーを惹きつけてやみません。
新型RSの佇まいはレーサーそのものです。人気のThruxton 1200 Rをしっかり踏襲しつつ、軽量化とハイスペック化を通して出力を105PSに向上、カフェレーサー然としたハンドリングにも磨きをかけました。スタイルもコンテンポラリーな印象に仕上がっています。
オリジナリティあふれるカフェレーサーというだけでなく、史上最高にダイナミックでパワフルで高性能なThruxtonです。
THRUXTON RSのスタイル
新型Thruxton RSは全体をブラックアウトした美しいルックスです。エンジンカバーとカムカバーはブラックパウダーコーティング、Öhlins製リアサスペンションユニットスプリングやThruxton専用サイドパネル、スプロケットカバーとヒールガードもブラック、そしてホイールリムはプレミアムなブラックアルマイト仕上げとするなど、こだわりのディテールとフィニッシュでこのモデルの存在感を高めています。
随所に採用された優美な装備もThruxton RSがクラストップのカフェレーサーであることを物語ります。フューエルタンクのMonza型キャップと目立たないクリップ式デザインにブラッシュ仕上げ、Triumphのトライアングルマークをあしらったタンクデカール、どっしり感のあるフューエルタンク、ブラッシュ仕上げのステンレス製タンクストラップ、クリアアルマイト仕上げのアルミニウム製スイングアーム、Daytonaゆずりのフットペグ、22mm径のクリップオンハンドルバーなどが雰囲気を盛り上げます。
Thruxton RSのカフェレーサーらしさを強調する標準装備も充実しています。シングルブレットシート、ボディと同色のシートカウルをはじめ、ブラックのミラーとウィンカー、ブラッシュ仕上げのステンレス製マフラー、ライドバイワイヤ対応のツインスロットルボディとThruxton専用インテークフィニッシャー、スタイリッシュなレッドのキーなど、プレミアムなスタイルにまとめられています。 Thruxton RSのカラーバリエーションはジェットブラック、またはマットストームグレー&マットシルバーアイスの2種類からお選びいただけます。