TE-1が電動バイク・オブ・ザ・イヤーを受賞
トライアンフモーターサイクルの電気自動二輪 プロトタイプ TE-1が、2023年GQカーアワードで「エレクトリックモーターバイク・オブ・ザ・イヤー」を受賞しました。
"審査員の一人、ポール・ヘンダーソン「0-60mphのタイムが3.6秒、最高速度が135mph、1回の充電での航続距離が100マイル、0-80%の充電時間がわずか20分と、トライアンフ初の完全電動プロトタイプはすべての期待を超えてこの分野の新しい標準となるものでした。トライアンフによると、TE-1を量産する計画はないとのことですが、技術的な進歩、バッテリー開発、電子的なブレークスルーはすべて、イギリスのモーターサイクルブランドの次世代（あるいは第一世代というべきでしょうか）量産型EVに採用される予定です。
つまり、本当の完成形はまだ登場していないのだ！"""
"最高製品責任者のスティーブ・サージェントは「エキサイティングで高性能な電動バイクの開発における我々の努力が、GQカーアワードで認められたことを嬉しく思っています。電動バイクを大衆市場に投入するにはまだ課題がありますが、TE-1はトライアンフが電気自動車技術を開発し、先へ進むための重要なステップとなりました ""と述べています。
このモーターサイクルは、トライアンフモーターサイクルズ、ウィリアムズ・アドバンスド・エンジニアリング、インテグラル・パワートレイン社、ウォーリック大学WMGセンターのユニークなコラボレーションから生まれたもので、イノベートUKを通じてゼロエミッション車オフィスから資金提供を受けています。
トライアンフが将来の電動バイクの可能性を研究するための教育ツールとして開発したTE-1は、2年間の開発期間中に4つのフェーズを経て、2022年7月に完成しました。
Speed Triple 1200 RSから直接設計されたスロットルアクションとトルクマップにより、TE-1プロトタイプ機でのトラックテストとダイナミックなライダー評価は、トライアンフが誇る現行3気筒エンジンのスポーツパフォーマンスモデルに匹敵するレベルのハンドリングを実現しています。
最終テストにはデイトナ200のチャンピオンレーサーであるブランドン・パーシュも参加、エンジン性能の評価とサーキットテストによるプロトタイプの最終セットアップに参加しました。「TE-1のレスポンスは非常にトルクフルで、スロットルを開けるとすぐにパワーが出ます。ゼロから100％のスロットルまで信じられないほど速く、強烈に走るんだ」
"
