トライアンフ シルバーストーン GP パレードラップ
8月7日(日)、モンスターエナジー・イギリスGPにて、トライアンフ120周年を記念したパレードラップを行い、シルバーストンの観衆に見守られる中、最も重要で歴史的な複数のトライアンフによるパレード走行を行いました。
GPのパドック内では、最近になって発見されたオリジナルの1901年製のトライアンフ最初のプロトタイプや、映画007の最新作[「ノー・タイム・トゥ・ダイ」で使用されたScrambler 1200、1920年代のModel H “Trusty” Triumph、など伝説的なモーターサイクルの数々が展示されました。
参加したトライアンフのバイクはこちらです。
1901プロトタイプ
この最初のトライアンフプロトタイプは、当時のトライアンフモーターサイクルへの一般の人々の関心と需要を高めるため、ベルギーのメーカーであるミネルバから提供された172cc 0.8 PSエンジンをトライアンフの自転車へ搭載し開発されました。ミネルバのエンジン記録にある1901年のトライアンフ初号機のエンジン番号と一致することから、このモーターサイクルの歴史的意義がより確実になりました。
1961 ORIGINAL GREAT ESCAPE TR6 TROPHY
1963年のクラシック映画「大脱走」でSteve McQueenが跨ったこのTriumph TR6 は、映画史上最も象徴的なオートバイの1つです。
1973 X-75 HURRICANE
世界初のファクトリーカスタムとして高い評価を得たX-75 HURRICANEは、1972年にアールズコートで初めて展示されました。
2004 DAYTONA 675
Daytona 675は、発表当初からライバルに差をつける圧倒的な洗練度を誇っていました。高いポジションに設定されたシートと過激な前傾姿勢のライディングポジションにより、ライダーを即座にレーシングセットアップに引き込みました。軽量でパワフルなDaytonaは、その3気筒エンジンで驚異的な性能を発揮しました。
2017 Moto2 PROTOTYPE
2019年シーズンに向けてトライアンフMoto2™ 765ccトリプルエンジンのベースとして開発された、唯一無二のプロトタイプモーターサイクルです。
2022 Speed Triple 1200 RR
新型スピードトリプル1200RRは、英国自動車界が誇る、独特のエレガンスと爽快な実性能の融合という伝統を反映したデザインとなっています。
MotoGP VIPヴィレッジにて展示
Scrambler 1200 XE Bond Bike(ノー・タイム・トゥ・ダイ)
第25作目のジェームズ・ボンド映画の制作に使用されたトライアンフ スクランブラー1200 XEのオリジナルモデル。
Scrambler 1200のエンジンは、90 PS/7,250rpmを発揮し、オフロードでもオンロードでも、低回転域から中回転域でも高トルクを提供するように調整されており、4,500rpmの低回転域で110 Nmの最大トルクを発揮します。まさに悪者から逃げるにはもってこいのモデルとなっています。
2022 Triumph Triple Trophy Street Triple 765 RS
トライアンフトリプルトロフィー #PoweredByTriumph は、2022年シーズン終了時に最高得点を獲得した人に、Moto2™エンジンの元となった765ccトリプルエンジンを搭載したカスタムカラーのTriumph Street Triple RSを贈呈します。