当社の歴史
TRIUMPHが誇る精度、技術、エンジニアリング
Triumphのバイクとアクセサリーはすべて専属チームがアイデアを出し、設計、試作、開発、試験を行います。新型車誕生までの設計開発には主に6つの段階が存在し、イメージのスケッチから最終的な組立まで、一台一台の全部品に精巧なエンジニアリングを施し、理想的なマシンを目指します。
ここでご紹介するプロセスに従うことが、最高水準の精度、技術、エンジニアリングの実現につながります。 Triumphのマシンが誕生するまでには、何千という時間が費やされています。
01 プレ・コンセプト
新しいTriumphを形にする前にまず、理想のバイクに何を求めるのか、世界中のライダーの意見を集めます。 エンジニアリングとテクノロジーにおける最新のイノベーションを検討し、当社のプロダクトチームが知識と経験を駆使して初期段階のコンセプトとスペックを決定します。
検討事項
プロダクトデザインはTriumphの得意分野です。当社の人気モデルに脈々と受け継がれてきたDNAを活かすと同時に、最新のテクノロジーとエンジニアリングを取り込んで進化を遂げることも必要です。 加えて、Triumphのお得意様にも初めてのお客様にも等しく喜んで頂くには、どのような方法で新モデルを導入すべきかも検討しなければなりません。
03 スキーム・デザイン
スキーム・デザインでは、従来のスペックとスタイリングの方向性を活かし、新たなバイクの基本設計を固めます。 初期段階のスケッチとクレイモデルをベースにフルサイズの模型を製作します。この段階で製作される模型は、完成モデルそっくりの精度を誇ります。 それと並行し、各コンポーネントについても、CAD図面から3D模型を製作します。
コンポーネント・スペック
スキーム・デザインにおけるエンジニアリングチームの最重要課題のひとつが、各コンポーネントと各システムのスペック決定です。事前に承認された技術情報をまとめあげるという極めて重要な業務となります。
06 量産
プレ・コンセプトから量産まで2~3年かかることも珍しくありません。 設計、エンジニアリングを経て、試験を繰り返し、数千時間を費やして厳しい条件を満たし、ようやく承認が下り、量産体制に入ります。
精度と技術とエンジニアリング
Triumphが目指すのは、革新的技術、スタイリング、エルゴノミクス、ハンドリングなど、どんな項目であろうと、今この時代に求められている最高のバイクを作ることです。 ひとつの新型車がラインオフを迎える頃には、すでに次の新型車の設計開発が始まり 、2~3年後には新世代のTriumphが発表されます。