トライアンフ、THE DISTINGUISHED GENTLEMAN’S RIDE
DGR(The Distinguished Gentleman’s Ride)は男性の健康のための啓発・募金活動を目的として開催されるチャリティイベントです。クラシックスタイルのバイクに乗り、粋な装いに身を包んだ何千ものライダーが世界各地に集います。
創設者のマーク・ハーワー氏は、バイクファンが集う新たな慈善活動を目指し、オーストラリアのシドニーにて2012年にDGRをスタートしました。
トライアンフはDGRを世界各地に広めるための資金やリソースの提供をはじめ、自社のバイクを賞品として提供し、募金活動の活性化に努めてきました。DGRという素晴らしいコミュニティの成長に貢献できることをトライアンフの誰もが誇りに思っています。
トライアンフとDGRのパートナーシップは10年におよびます。トライアンフは「スラクストン RS DGR エディション」や、ギブソンのギター「レスポール スタンダード」とのコラボから誕生した「ボンネビル T120 1959 レジェンド」、「ボンネビル T100 ダッパー ボニー」など、ワンオフのカスタムバイクを製作し、イベントを盛り上げてきました。
トライアンフとDGRのパートナーシップの歴史
2014年9月28日、トライアンフがスポンサーとなった最初のDGRが58ヵ国257都市で開催され、粋な装いをした20,000人のクラシックおよびビンテージライダーが参加し、合計150万ドルを集めました。2015年には79ヵ国410の都市で、37,000人のライダーが参加し230万ドル、2016年には90ヵ国で57,000人のライダーが参加し360万ドルを集めるほどのイベントに成長し、その数は増え続けています。2019年はDGRにとって記録破りの年となり、104ヵ国で116,000人を超えるライダーが参加し、600万ドルの募金を集めることに成功しました。
2020年の新型コロナウイルス感染症の流行は、The Distinguished Gentleman’s Rideとライダーの双方にとって困難を極める状況となりました。
このような困難な時代と社会的な動きもある中、DGRはRide Solo Together(ソロライドで、共に走る)イベントで、ライダーが安全にサポートと情熱を示すことができる新しいフォーマットの開発に懸命に取り組みました。これにより、世界規模のDGRコミュニティは、これまでで最もグローバルなイベントを達成することができました。171ヵ国と2,531の場所でRide Solo Togetherが実現され、すべてのライドがソーシャルメディアを介してつながりました。
2021年の間も多くの課題が続いたため、The Distinguished Gentleman’s Rideは、世界中のさまざまなレベルの制限を反映させるよう、その形式を再度修正し、適用させました。各エリアでの制限に応じて、DGR参加者は通常のグループライドイベント、ルートオンリーライド、またはソロライドをお楽しみいただけます。
アプローチを改良したことで、参加者数と募金額が前年と比較して大幅に増加しました。参加人数は65,300人で、2020年よりも約10,000人増加、募金額は410万ドルに達し、2020年よりも140万ドルも多くの金額を集めています。
2021年のイベントは9月から5月に変更され、そのすべての成果が、2022年のイベントに向けて希望と自信を与えてくれます。これは、これまでで最も成功した年になるよう、関係者全員が尽力していることを意味します。